一般内科とも呼ばれ、各部位によって細かく分かれる「〜内科」と呼ばれるもの全てを総合的に診療する科を指しています。 一般内科は、家庭医またはかかりつけ医の役目をしています。流行性疾患の予防を啓蒙したり、生活習慣病を診断し、食事療法や運動療法などの生活指導を行います。患者が身体が何らかの不調を訴えている場合、検査に基づき適切な治療を行い、病状によっては専門医療機関に紹介したりもします。
おもな対象疾患は、「虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞など)」、「心臓弁膜症」、「不整脈」、「拡張型心筋症や肥大型心筋症」、「感染性心内膜炎」、「心筋炎」、「心膜炎」、「いろいろな基礎疾患による心不全」などの心臓疾患や、「高血圧症」、「大動脈瘤」、「静脈血栓症」、「心臓由来の動脈塞栓(脳塞栓症)」、「肺梗塞」などです。これらを診断し、他の疾患と鑑別し、治療や再発予防を行います。
動脈硬化の合併症としておこる病気が多いので、動脈硬化を促進する「糖尿病」、「高脂血症」や心臓内にできた血の塊(血栓)が流れて、脳動脈がつまり起こる「脳梗塞(脳塞栓)」なども関連疾患として、同時に診察・治療する事が多いです。
高血圧、糖尿病、喫煙習慣、高脂血症などの循環器疾患のリスクの大きい人は、定期的に循環器科の診察と指導を受けるとよいでしょう。
呼吸器科とは気管、気管支、肺といった臓器の病気を担当する内科です。
咳で困ったら呼吸器科にお越し下さい。“咳”というのはヒトの病気の 中でもっともありふれた症状でありますが、実は最も治療の難しい症状のひとつです。風邪をひいても“咳”は出ます。でも風邪の“咳”は、普通は1週間ほどで治ってしまいますので放っておいても大丈夫なことが多いです。風邪をひいて“咳”が2週間以上続いているようなら要注意!!風邪は万病のもととも言います。
慢性の気管支炎(最近では副鼻腔気管支症候群といいます)でも、喘息でも肺結核でも、 肺がんでも“咳”はでます。
最近の医学の進歩で咳喘息やアトピー咳という病気があることもわかってきました。それぞれの病気によって少しずつ治療法が違います。副鼻腔気管支症候群では痰を静め、咳を抑えます。喘息では気管支を広げ(気管支拡張剤)、気管支の腫れを取る(抗炎症作用)ことで咳を静めます。肺結核は昔のように不治の病ではありません。早期発見すれば適切な治療で簡単に治りますし、後遺症の心配もありません。肺がんは早期診断が重要です。アトピー咳では抗アレルギー剤を飲んでいただくとウソのように“咳”がとまってしまいます。
このように“咳”の原因にはいろいろな病気があり、その病気を適切に診断して、治療する 事が最も重要です。
“咳”が続いている方は「風邪 だろう」とか、「年のせいで」とおっしゃらずにぜひ一度ご相談下さい。